家庭内のネットワークで共有保存先を使ってみよう
家庭内のネットワークで、複数のパソコンやスマホからデータを共有したい方必見!!
簡単に設定が出来て、容量も大きいNASを導入しませんか?
NASとは何?本当に便利なの?
そもそもNASとは何?という方もいると思います。
NASとは(Network Attached Storage)の略称なのですが、要はネットワーク(LAN)上にいる(接続できる)ハードディスクの事です。
一般的には、USBで接続するハードディスクやメモリを使用される方が多いと思います。
USBハードディスク等は、簡単に使用できてとても便利ですが、どうしてもパソコンと1対1の接続となりますので、同じデータを(例:Excelファイル)を違うパソコンで編集したい場合、その都度USBハードディスクを差し替えて対応しないとなりません。
そこで、パソコンと同じネットワーク上にNASを接続する事で、パソコンやスマホ、タブレットのデータを簡単に共有する事が可能になります。
NASを設置する事で、データ共有が簡単に出来るようになりますのでお勧めです。
さらにパソコンやスマホのデータのバックアップ先として利用出来るので便利です。
ある日突然、パソコンやスマホが壊れた!!となった時にも、データがNASに入っていれば安心ですよね。
高速!大容量!アイオーデータのHDLシリーズ
今回、紹介するのはアイオー・データ機器のHDL-AA3です。
HDL-XXXのXXXの部分がHDDの容量となります。
ゆーたんが購入したモデルは3TBです。
この機種の特徴ですが
①デユアルコアCPU搭載で超高速のリードライト最大116MB/s
②SMB3.0対応(Winodws8以上でさらに高速転送)
③USB3.1 Gen1とGigabitLAN対応
④外出先からアクセス可能
⑤省電力モード搭載で電気代も節約
⑥安心の日本製品(長期3年保証/但し内蔵HDDは1年間)
このデュアルコアCPU搭載というのが、本当に素晴らしい!!
データ転送速度はもちろん、機器設定時の画面の切り替えの速さもとにかく速いですので苦になりません。
古いNASを使用している方でしたら、もの凄く体感出来るはずです。
初期設定
では、早速初期設定をしてみましょう。
まず、自宅のネットワーク内にNASを接続します。
接続する場所は、有線LANで接続出来る場所であれば、どこでもOKです。
ちなみに、ゆーたんは温度が安定しているリビングに設置しております。
NASを接続したら、初期設定をする為にMagicalFinder(マジカルファインダー)をダウンロードし、指定のフォルダに解凍しましょう。
https://www.iodata.jp/lib/product/m/3022.htm
解凍したフォルダ内のMajicalFinder.exeをクリックし起動。
①MajicalFinderを起動したら、自動でNASを見つけてくるので表示されたNASをクリックします。
②Web設定画面を開くをクリックします。
③ログイン画面が表示されたら、ログインをクリックします。
④設定したいパスワードを2回入力し、適用をクリックします。
⑤初期設定画面が表示されるので、まずはNASの名前を入力
例:LANDISK-3TB
⑥次にネットワークをクリックし、LAN1の設定を行います。
ここは、デフォルトはDHCPとなっております。
自分でIPアドレスを設定したい方は手動で設定するを選び、IPアドレスを設定し、追加設定をクリックしデフォルトゲーとウェイとDNSサーバーを設定します。
通常はデフォルトのDHCPのままで問題ないと思いますが、自分の管理しやすいIPアドレスを設定した方が、使いやすいです。
例:手動 192.168.1.50
⑦次にMicrosoftネットワークはデフォルトのままでOKです。
⑧次に時刻もデフォルトのままでOKです。
⑨次に内蔵ボリュームですが、家庭で使用する場合は無効でOKだと思います。
⑩省電力は有効にしておけばNASにアクセスが無い場合、設定した時間でHDDの電源が切れるので節電になります。
ただし、省電力が有効ですとアクセスした際に、ハードディスクの電源がONになるので、フォルダやフォイルが表示するまで時間がかかります。
ハードディスクの故障率を考えると有効の方が良いと思います。
⑪電源スケジュールを設定すれば、指定した曜日や時間帯でNASの電源管理が可能です。
⑫全ての設定が完了したら全ての設定を反映するをクリックします。
⑬設定反映中です~と表示されますので、STATUSランプが点灯したら、設定したアドレスにアクセスして下さい。
⑭先程設定したパスワードを入力しログインをクリックします。
⑮次に共有をクリックします。
⑯フォルダーをクリックします。
⑰一覧をクリックします。
⑱disk1の変更をクリックします。
⑲詳細アクセス権の無効をチェックします。
⑳変更をクリックします。
㉑disk1の設定を変更しましたの表示を確認したら、戻るをクリックします。
㉒ログアウトをクリックします。
ログイン画面に戻りますので、右上の×で画面を閉じれば初期設定は完了です。
お疲れ様でした。
早速NASを使ってみよう
では、初期設定が完了したので、早速NASを使ってみましょう。
Windows10の場合で説明致します。
①Winodwsボタンを右クリックします。
②ファイル名を指定して実行をクリックします。
③名前の欄にNASのアドレスを入力しOKをクリックします。
例:¥¥192.168.1.50
④disk1をクリックすれば、フォルダにアクセス出来ます。
フォルダにアクセスしたら、自分が使いやすいようフォルダを作成してみましょう。
⑤フォルダ内に入ったら何も無いところで右クリックします。
⑥画面が出てきたら新規作成にマウスカーソルを持っていき
⑦フォルダーが表示されたらクリックします。
細かな説明となってしまいましたが、簡単に設定出来たと思います。
ゆーたんはパソコンのバックアップ先として活用したり大容量のデータの保存先として利用しております。
また、同じネットワークに接続出来ている端末でしたら、すぐにアクセスが出来てとても便利です。
現在は、価格もお手頃になってきましたので、この機会に大容量NASの導入も視野にいれてみてはどうでしょう。
各フォルダへのアクセス制限をしてみよう
他の人には見られたくないファイルもある場合、誰でも閲覧出来てしまう共有フォルダでは困りますよね。
そこで、自分専用フォルダを作成し、他の人からはアクセス出来ないようにする設定も簡単に出来ますので説明します。
ここでは、例としてPAPA(ぱぱ)フォルダ、MAMA(まま)フォルダを作成しPAPA(ぱぱ)フォルダを他の人からアクセス出来ないようにしてみます。
流れとしては、
①ユーザー作成
②フォルダ作成
となります。
では、早速やってみましょう。
ユーザー作成をしてみよう
①NASにログイン後、ユーザー&グループをクリックします。
②ユーザーをクリックします。
③追加をクリックします。
④ユーザー名にPAPAと入力します。
⑤パスワードに自分の設定したいパスワードを入力します。
⑥パスワード(確認)に同じパスワードを入力します。
⑦コメントにぱぱと入力します(ここは空白でも大丈夫です)。
⑧追加をクリックします。
⑨PAPAを追加しました。と表示を確認。
⑩一覧へをクリックします。
⑪PAPA(ぱぱ)が追加されました。
⑫追加へをクリックし、PAPA(ぱぱ)と同じようにMAMA(まま)を追加します。
⑬MAMA(まま)も追加されました。
これでユーザー作成は完了です。
次にフォルダを作成してみましょう。
⑭ホームをクリックします。
フォルダを作成してみよう
⑮次に各フォルダを作成する為に、共有をクリックします。
⑯フォルダーをクリックします。
⑰追加をクリックします。
⑱名前にPAPAと入力します。
⑲コメントにぱぱ用と入力します。
⑳詳細アクセス権の有効をクリックします。
㉑禁止ユーザー枠のPAPAをクリックし選択し読み書きユーザーの選択をクリックします。
㉓読み書きユーザー枠にPAPAが移動しました。
㉔追加をクリックします。
㉕PAPAを追加しました。と表示を確認
㉖一覧へをクリックします。
㉗PAPAフォルダが追加されました。
㉘disk1フォルダは赤色になっておりますが、赤色の名前のフォルダは誰でもアクセス可能なフォルダになっております。
㉙画面上部のログアウトをクリックします。
これで設定は完了です。
では、実際にPAPAフォルダにアクセスしてみましょう。
上記の早速NASを使ってみようを参考にし、NASにアクセスしましょう。
㉚papaフォルダが新たに追加されていますのでクリックします。
㉛ユーザー作成時に設定したユーザー名を入力します。
㉜ユーザー作成時に設定してパスワードを入力します。
㉝自分のパソコンに記憶させたい場合は資格情報を記憶するにチェックします。
記憶させたくない方は、チェックしないで下さい。
㉞OKをクリックします。
㉟papaフォルダにアクセス出来ました。
他の方は、papaフォルダにアクセス時にユーザー名とパスワードを聞かれるのでわからない場合はアクセス不可となります。
これで、自分専用のフォルダが作成出来ました。
外から自宅のNASにアクセスしてみよう
このNASは簡単に外出先からアクセス出来るように設定が出来ます。
設定する事で、簡単に外出先から自宅のNASのデータを活用出来るようになりますので、ぜひ設定してましょう。
IOPortalへ製品(NAS)を登録
まずは、こちらのIOPortal会員情報サービスへアクセスします。
①新規会員登録へをクリックします。
②登録するメールアドレスを入力します。
③この内容で送信するをクリックします。
④先程、入力したメールアドレスが表示されます。
⑤ログイン画面へをクリックします。
⑥次に、先程登録したメールアドレスにIOPortalサービスよりメールが届いていますので、登録手続きを完了して下さいのリンク先のアドレスをクリックします。
⑦IOPortal利用規約の画面が表示されますので、会員規約のレ点にチェックを入れ、パスワードを登録します。
⑧パスワード入力後に会員登録するをクリックします。
先程、開いていてIOPortal会員情報サービスのログイン画面より、
⑨登録したメールアドレスを入力します。
⑩パスワードを入力します。
⑪ログインをクリックします。
⑫会員情報サービスの登録が完了となるので、マイページへ進むをクリックします。
外出先からアクセスするNASを登録する為に、
⑬製品を登録するをクリックします。
⑭購入したNASの製品シリアル番号を入力し製品を登録するをクリックします。
⑮先程、登録した製品名と型番、シリアル番号を確認します。
⑯マイページをクリックします。
ここまでで、IOPortalに製品の登録が完了致しました。
次に再度、NASにアクセスしRemote Link3を使用出来るように設定します。
パッケージでRemoteLink3を追加
①まずは、NASにログインし、システムをクリックします。
②次に、パッケージ管理をクリックします。
③プログラムを追加する為に、追加をクリックします。
④外出先からNASにアクセスする為のプログラム『Remote Link3』にチェックを入れます。
⑤追加をクリックします。
⑥追加完了しました。と表示を確認。
⑦一覧をクリックします。
⑧パッケージにRemote Link3が追加されました。
⑨ホームをクリックします。
NASをRemote Link3を使える設定にする
①NASにログイン後、共有をクリックします。
② Remote Link3をクリックします。
③同意するをクリックします。
④利用規約に同意して次へ進むをクリックします。
⑤IOPortalに設定したメールアドレスを入力します。
⑥IOPortalに設定したログインパスワードを入力します。
⑦設定したいNASのシリアル番号を入力します。
⑧本製品をIOPortalに登録するをクリックします。
今回は、外出先からdisk1を使用出来るように設定します。
⑨disk1の
Remote Link3の有効にチェックします。
端末認証機能の有効にチェックします。(セキュリティ上お勧め)
⑩適用をクリックします。
設定を変更しましたと表示されたら
⑪Remote Link3のアイコンをクリックします。
設定した端末のみアクセス出来るように設定する事をお勧め致します。
⑫端末管理をクリックします。
⑬端末認証用PINコードを生成するをクリックします。
⑭登録名には、端末が誰のかわかりやすい名前を登録致します。
⑮端末認証用PINコードが表示されておりますので、端末(スマホ等)で読み取り致します。
ここからは、端末(スマホ等)側の操作になります
外出先から接続する端末(スマホ等)の設定をしよう
①外出先からNASに接続する為に、インストールしたRLFilesをタップします。
②RemoteLinkFilesの画面が表示されるので、接続機器を登録するをタップします。
③QRコードで登録をタップします。
④画面下部にある読み取り開始をタップし、先程NASの画面で表示させているQRコードを読み取ります。
⑤この画面が表示されたらOKをタップします。
⑥NASで登録したユーザー名を入力します。(例:PAPA)
⑦上記ユーザーのパスワードを入力します。
⑧右上の登録をタップします。
⑨表示されたNAS(例:LANDISK-3TB)をタップします。
外出先から、無事にNASにアクセス出来るように設定が出来ました。
同じ手順で家族の端末を設定すれば、端末の容量を気にする事なく写真や動画の撮影を楽しめる事が出来ます。
また、パソコンやスマホのデータバックアップ先として利用出来ますので、出来る限り大容量のNASをお勧め致します。
簡単にバックアップ出来るソフトも紹介致しますので、ぜひ使用して下さい。
BunBackup → ダウンロードはこちら
設定方法は、こちらをブログをみてください。