パレット

パレットのブレーキランプ不具合

リヤのブレーキランプがすぐ点かなくなる?

こんにちわ、ゆーたんです。(@kumajirou_1

今回は、パレットにてブレーキランプの不具合で、解決するまで時間がかかったので、その内容を記事にしてみました。どうやらこの症状スズキ車に多い症状のようで、街中でも結構見かけます。

この記事の内容を事前に知って入れば、ディーラーに修理依頼をしなくても簡単に作業が出来ますので、同じ症状になっている方は、ぜひ参考にして下さい。

ブレーキランプを交換しても直らない

実は、ブレーキランプが点かない症状が過去に発生した際は、ブレーキランプ(ダブル球)を交換して簡単に直りました。

しかし!!今回起こった症状は、ブレーキランプを交換直後は数日問題無いのですが、気が付くとまたブレーキを踏んでもブレーキランプが点かない状況になります。

再度症状が発生した時には『あれ、数日前にランプ交換したよな?』と思いながら再度、テールランプを取り外しブレーキランプの状態を確認します。

ランプの中をしっかりと確認すると2本フィラメントが残ってました!

『ランプ自体の不良なのか?』と疑問に思いながら、再度ランプ交換をしました。

しかし、数日後にはまたブレーキを踏んでもブレーキランプが点きません・・・なぜ??

ブレーキランプが点かないと、事故が起きる可能性も高く、また整備不良でも警察に捕まってしまいます。

こうなったらディーラーに修理を頼むしかない?

ブレーキランプが点かない状況になり、ゆーたんと同じく何回ランプ交換してもすぐに症状が再発してしまう方は、最終手段としてディーラーに修理に車を持って行くしかない?と考えると思います。

再度言いますが、
この症状、スズキ車に多いと感じます。この記事を読んだ方、周りのスズキ車で同じ症状の車ありませんか?

ネットで調べたのと、知り合いの整備士の話を纏めると、ディーラーに持ち込んで修理した場合、原因を追究出来ず、ランプの配線を含むリヤランプ電源ハーネス自体の交換になってしまうようです。

リヤランプ電源ハーネス交換となると、部品代含め工賃も結構かかると思いますので、とても痛い出費になりますね。

『自分で出来るのはここまでか!』と思ってましたが・・・原因を見つけました。

原因はランプでもハーネスでもなくアースの接触不良!

原因は、ブレーキランプをセットする金具の部分にきているアース線の接触不良!!

え?そんな事でと思うかもしれませんが、電気はプラスとマイナスで成り立ちますので、アース線の接触不良でマイナスが取れなければ当然ランプも点かないですからね。

実はディーラーもアースの接触不良とわかっていなくて、結果ハーネス交換になっているのではと思われます。

アースの接触不良を直すのは簡単ですので、やってみましょう。

テールランプの取り外し

では、実際にアースの接触不良を直しましょう。

まずは、テールランプを取り外します。
プラスドライバーもしくは10ミリのスパナで、黄色の丸のネジ2本を取り外します。

ネジを取り外したらテールランプを横から後ろ方向に叩くと、ツメが外れ後ろ方向に取り外せます。

この時にボディに傷が付かぬように、テールランプの周りに養生テープなどを貼り付けてると安心して作業が出来ます。

参考までにテールランプは、下記内容で固定されております。
・ピンクの丸2か所がネジ止め
・黄色の丸2か所がツメ(穴に差し込むタイプ)
・緑の丸1か所が位置決め穴

ブレーキランプの取り外し

黄色の丸の部分がブレーキランプの土台です。

左にひねれば取り外せます。

ブレーキランプの土台(金具)を取り外す

ブレーキランプの台座を取り外したら、まずはブレーキランプ球を取り外します。

次に、ブレーキランプが付いていた土台(ピンクの丸の部分)を軽く回すもしくはマイナスドライバーなどで少し力を上方向に加えると上側へ抜けます。

すると、黄色の丸で囲まれたアース線が見えます。

このアース線がブレーキランプが付く土台の金具に上手く接触せず、点灯不良が発生するようです。

アース線の接触部分を増やす

アース線をコネクタ部より下に抜きフリーにします。

次に、接触量を増加させる為に、アース線をクルクル巻き付けます。

クルクル巻きが完了したら、再度コネクタ部にアース線を下から挿入し、半分に折るような感じで黄色の丸のアース線のような感じに固定します。

アース線を固定したら、ブレーキランプの土台(金具)をコネクタ部へ戻します。

作業前に比較すると、アース線を太くした事で少し入れにくいですが、これでアース線がブレーキランプの土台金具への接触が確実となります。

テールランプを元に戻し作業完了

ここまでくれば、後はテールランプを元通りに装着するのみです。

装着後に、ブレーキを踏んでブレーキランプが正常に点灯するかを確認し、問題なければ作業完了です。

やってみれば、意外に簡単ではないですか?

皆さんも、身近な方がスズキ車を乗っていて同じ症状が発生しているようなら、この作業をすれば直ると思います。

これで直らないようなら、ディーラーに修理依頼するしかないですけどね。。。

参考までにパレットのリヤブレーキの交換ランプはこちらです。

楽しいカーライフを!ゆーたんでした。(@kumajirou_1

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