【SW20復活に向けて】ラジエター交換

  • 2021.01.28
  • 2021.04.03
  • MR2
【SW20復活に向けて】ラジエター交換

皆さんこんにちは。ゆーたんです。(@kumajirou_1

放置しすぎたSW20復活に向けて、今回はラジエター交換を実施したいと思います。

このブログを書いていて思いますが、車を長く乗るにはオイルとクーラントはしっかり定期的に交換をしましょう!

改めて水回りのメンテナンスの重要性を痛感しました。

錆で朽ち果てたラジエター

ナンバーが無いためSW20を動かせないのですけどオイル交換だけは定期的にしておりました。しかし、クーラントの交換は面倒という事もあり放置してました。その結果が恐ろい事になるとは・・・

 

ラジエターからクーラントを抜いたところ『茶色の液体が・・・なぜ泥水が出てくるの?』と一瞬思いましたが『これは錆か!』と思い恐る恐るラジエターホースを取り外してみました。

すると、茶色のクーラントと錆の塊?みたいのが『ドバっと』ホースから溢れました。

写真の通りラジエターのホース接合部が錆で朽ち果てておりました。それも想像以上に。
ここまで損傷を受けているとは思いもしませんでした。

クーラントを定期的に交換しないと、こんなになってしまうのですね。
この錆で朽ち果てた部分が水路全体に回っていると考えると『もう復活は無理?』と感じた瞬間でもありました。

実際クーラントには、錆止め剤と、凍結防止の役目がありますので、皆さんも同じようにならないよう、定期的な交換をお勧め致します。

SW20はクーラント抜きが凄く大変です!

SW20のクーラントを抜く場所は4箇所です。
①ラジエター
②フロア下の左右のパイプ(2か所)
③エンジンブロック

ちなみにMR2はミッドシップエンジンという事もあり、水路が長いのでクーラントの全容量は13.6リットルもあります。

クーラントを抜くために、しっかりとジャッキアップします。

ゆーたんお勧めのジャッキスタンドは4本脚の商品です。このジャッキの良い所は4本脚なのでとても安定しており、また車体にあたる部分がゴムで出来ていて切りかけもあるので、安全にジャッキポイントに固定できます。

お勧めの安心ジャッキスタンドはこちらです。

初めにラジエターコアから抜きます。ラジエターの運転席側コアの下の方にプラスチックのコック(黄色の丸)があるので、それを緩めるとクーラントが抜けます。ここはホースを装着出来るのでバケツを置いてホースを垂らすと良いです。

次にボディ下部よりクーラントを抜きます。

アンダーカバーを取り外すと、2本の長いステンレス製の銀色のパイプが確認できます。

エンジンエアインテークの付近にから覗くとボルト(黄色の丸)が確認できます。ボルトは12ミリのメガネレンチなどで取り外します。

取り外しすと勢いよくクーラントが出て来ますので顔などにかからないよう注意しましょう。ちなみにゆーたんは顔に食らいました。

最後にエンジンブロックからクーラントを抜き取るのですが、インマニの下側にクーラント用ボルトが1本あります。

しかし、このボルトのすぐ上に太いステーがありボルトを取り外すのに邪魔となってます。

このステーを取り外す為に、まずはエンジン側のピンクの丸のボルトを取り外します。ボルトは14ミリです。

ラスペネを吹き付けてから作業しましょう。このボルトは結構なトルクで締め付けられております。

次に後方ボディ側のネジを取り外します。こちらは作業スペースがないので力をいれにくく結構苦戦します。

ゆーたんは、スピンナーハンドルに短めの14ミリのソケットを使用し取り外しました。

ステーが取れる事で、ようやくクーラント用のボルトにアクセスできます。14ミリのボルトなのでラチェットレンチで取り外しました。

ここはホースは装着できないですし、地面から結構高い位置にあるので、ボルトを取り外すと『広範囲にクーラント』が出てきます。ゆーたんはバケツ2個を並べて受け止めました。


ここからクーラントを抜くのは面倒だからとやらない方も多い場所ですね。

クーラント用のボルトですが、ネジロックが塗布されておりますので、可能な限り新品を用意しましょう。

品名品番価格
ヘッドテーパスクリュ プラグNo190345-52001210円

ラジエター取り外し

この記事はラジエター上のカバー及びアンダーカバーは取り外している前提で書いております。

クーラントを全て抜き取り出来たら、いよいよラジエターの取り外しです。SW20はラジエターを下から抜かないといけないので、ジャッキ等でフロント側をしっかりと上げます。

ラジエターファンの取り外し

まずは、ラジエターファンを取り外します。

ファンのコネクタを抜くのにラジエターを固定している金具が邪魔になるので、先に取り外します。

金具はネジ2本で固定されております。12ミリのボルトです。

金具を取り外したらラジエターファン上側にファンコネクタがあるので取り外します。

コネクタのツメを下方向に押してから引っ張ると外れます。

次にファンを取り外します。
ラジエターファンは3本のネジで固定されてます。
上側の中央に1本。下側の左右に2本。

まずは下側のネジから取り外します。ネジは10ミリです。

上側のネジは1本取り外します。
その後上のネジを半分位まで緩めたらファンを手で抑えながらネジを取り外して、ゆっくりとファンを下側に抜きます。

ラジエター本体の取り外し

いよいよラジエター本体の取り外しに入ります。

まず、左右のラジエターホースを取り外すのですが、ホースを取り外す前にホース車体側のパイプの接合部の後ろ側にネジ2本(10ミリ)で金具が固定してありますので、それを取り外し後方へずらします。

ラジエターホースを固定している金具ですが、ラジペンなどでいつも取り外していたのですが、結構大変なので今回専用工具(クリッププライヤー)を買ってみました。

これが予想以上に使いやすいです。写真のようにクリッププライヤーが確実にクリップを挟み込むことが出来ます。この挟み込む部分はクルクル回るのでどんな角度にも対応可能です。
値段も安いので、1個持っていても良いと思いますよ。

早速クリッププライヤーでクリップを取り外し、ラジエターホースを取り外します。この時にホースが固着している事が多いのですが、新品のホースを用意しているようでしたら半分に切ってしまった方が作業効率があがります。

ホースを再利用する場合、ホースリムーバーでホースの隙間に挿入して『グリグリ』とよじると簡単に固着を剥がせます。裏技でラスペネやCRC556など吹くとより簡単に取り外せると思います。

ホースを後方(ボディ側)に引っ張りラジエターから取り外します。

次に運転席側コアにセンサーが装着されているので、コネクタを取り外します。結構硬いかもしれません。

写真を確認して頂ければコネクタのツメの状況がわかると思います。

センサーを取り外したら、いよいよラジエター本体が取り外せます。

ラジエターはフレームに乗っているだけなので、まずは上方向に引き上げます。次にラジエターを少し後方にズラし車体下から取り出します。

ラジエターを取り外したらフレームに固定するゴムが装着されてますので、新しいラジエターに移植します。

ラジエター取り付けは、逆の手順で作業をします。

クーラント補充

無事にラジエターを装着できましたら最後に、クーラントを入れエア抜きをしたら作業は完了となります。

SW20は、クーラントが13.6リットル入ります。今回入れたクーラントはこちらです。いまは初めから希釈されているクーラントが出ておりますので良いですね。希釈も精製水を使用し作っているそうなので、水道水より良いと思います。

クーラントを入れた後に、エア抜きをしっかりと行わないとオーバーヒートの原因となりますので、しっかりとやりましょう!

簡単!エア抜きできるCOOLANT CHARGER

SW20はミッドシップと言うこともあり水路がとても長いのでエア抜きがとても大変な車種です。

今は、エア抜きを簡単に出来るアイテムがあるみたいで、購入してみました。購入した商品は『クーラントチャージャー』です。
取り付けアダプタが数種類入っており、様々な車種に対応可能になっております。

使用方法ですが、まずクーラントチャージャー本体の下部に付属のホースを装着します。このホースを装着しないとエアーが上手く抜けない状態となってしまうようです。

次に、車についているラジエターキャップを取り外し、数種類あるアダプターの中から自分の車種にあったアダプターを取り外したラジエターキャップと同様に装着します。ちなみにSW20にはピンクの丸で囲ってあるアダプターがピッタリでした。

アダプター装着後、クーラントチャージャー本体をアダプタに差し込み、クーラントを補充していきます。クーラントは常にこの写真の量くらいある状態にしてください。クーラントが完全に入ってしまうとエアーも一緒に入ってしまうので注意してください。

次にボンネットを開けてヒーターホースとラジエターに付属のホース繋げます。

ヒーター側のホース取付位置とエア抜きバルブです。

バルブを4~5回転程回すとクーラントが出てきます。

ラジエター側のホース取付位置とエア抜きバルブです。
バルブを2~3回転緩めるとクーラントがホースに上がってきます。

準備が出来たら、ヒーターを外気に設定し温度MAXにしてエンジンをかけ、しばらく暖気します。

ボンネット内のホースからエアーが出なくなったらバルブを閉めます。

しばらくクーラントチャージャーからポコポコとエアーが出てきますので、クラーントを補充しながらエアーがポコポコ出なくなるまで続けます。

寒い時期は水温が上がりにく為、エンジンの回転数を3000回転くらいまで上げれば早く水温があがり、サーモスタットが開きます。

サーモスタットが開き、アッパーホースなどをグリグリしてエアーが出てこなくなったらエンジンを切ります。

エンジンが冷えるとクーラントが減ってると思います。そうしたらクーラントを足してラジエターキャップを半分閉めエンジンを2、3分かけます。これをクーラントが満タンになるまで繰り返します。
SW20は、ほぼ丸一日がかりの作業になると思います(苦笑)

エア抜き完了後は、クーラント予備タンクにもしっかりとクーラントを補充し作業は完了です。

あとは実際に車を乗ってみて、しばらくクーラントの量の確認をして、減っている場合は補充します。これを数日繰り返して完全に完了となります。お疲れ様でした。

MR2カテゴリの最新記事